綱越神社
つなこしじんじゃ
参拝日:2011年5月25日
2011年5月25日の参拝。好天の春の日。大神神社の大鳥居から参拝しようとその場所まで行く。大鳥居に最も近い摂社。10:00頃の到着。
大鳥居の建つ道から一つ南側の道沿いにあり、その先には一の鳥居といわれる鳥居があるので、この道が古くからの参道であったようだ。
創建年代は不詳。三代実録に貞観元年(859)水越神に従五位下奉授の記事があり、水越神が綱越神社に比定されている(『古代諸国神社神階制の研究』)。延喜式では大和國城上郡綱越神社。いまは大神神社の摂社。
本殿は春日造り。祭神は祓戸大神。夏越の社、あるいはおんぱら社とも呼ばれ、7月31日に夏越祓(なごしのはらえ)が、おんぱら祭りとしてとり行われる。社名の綱越は夏越からの転訛との説がある。
鳥居

大神神社大鳥居南側にある。
拝殿

シンプルな切妻造り。
本殿

春日造。屋根が苔むしているのがいい。
境内の岩

交通機関・駐車・駐輪情報・到着難易度・参拝時間・御朱印
JR桜井線三輪駅下車すぐ。
参拝者駐車場=あり、かなり広い 駐車=バイク〇、自動車〇。
徒歩、バイク、自動車で容易に到着できる。
大神神社の参拝と摂社末社とともに1日かけるつもりでゆっくり歩いて巡って欲しい。
当社独自の御朱印があるかは未確認。
[作成日]2019年12月10日
[更新日]2019年12月10日
[参考]
・式内社調査報告 ・古代諸国神社神階制の研究 ・境内由緒書