狭井神社
さいじんじゃ
参拝日:2011年5月25日
2011年5月25日の参拝。好天の春の日。大神神社の大鳥居から本社を参拝し、周辺の摂末社をいくつか参拝したあと。本社拝殿からくすり道を道なりに進んでいくと狭井神社の鳥居がある。
社名の狭井は神聖な井戸・泉を意味し、拝殿の左奥に霊泉が沸いている。また通称華鎮社(はなしずめのやしろ)と呼ばれる。4月18日の鎮花祭の歴史は古く、薬まつりとして知られる。
三輪山の登拝口にあり、その鎮護の社という印象。
創建年代は不詳。社伝には垂仁天皇御宇、勅命により創祠されたという。延喜式に大和國城上郡狭井坐大神荒御魂神社五座鍬靫と記載されている古社。いまは大神神社の摂社。
主祭神が大物主神の荒魂である大神荒魂神、他の四座は縁故の神々。
鳥居

境内参道

拝殿

唐向拝付きの入母屋造。屋根がいい感じ。
本殿

檜皮葺の春日造。下の屋根は「くすり井戸」の屋根。万病に効くという薬水がこんこんと湧き出でる。くすり井戸は撮影し忘れていた。
三輪山への登拝口

この先は持ち物が限定され、撮影不可。いつか登ってみたいと思う。
市杵島姫神社

鳥居をくぐった左側の池の畔に鎮座。
交通機関・駐車・駐輪情報・到着難易度・参拝時間・御朱印
JR桜井線三輪駅から北東に直線約600m。
参拝者駐車場=大神神社周辺にあり、かなり広い 駐車=バイク〇、自動車〇。
徒歩で容易に到着できる。バイク、自動車は参拝者駐車場から徒歩。
大神神社参拝と摂社末社を合わせて1日かけるつもりでゆっくり歩いて巡って欲しい。
御朱印は狭井神社授与所にて常時受付のようす。
[作成日]2019年12月11日
[更新日]2019年12月11日
[参考]
・式内社調査報告 ・境内由緒書