2011年5月25日の参拝。大神神社の近くにあり、周辺摂末社の巡拝の途中に立ち寄って参拝。12:30頃到着。
奈良市と桜井市を結ぶ国道169号線沿いにあり、山辺道上陵(景行天皇陵)が近い。
奈良県天理市渋谷町に鎮座、山辺道上陵北側の陪塚の西側が境内。
創建年代は不詳。延喜式神名帳に大和國城上郡水口神社として記載されている古社。江戸時代には牛頭天王と八幡宮の合殿だった記録がある。
祭神は神社明細帳に誉田別命とある(八幡宮の名残?)。社名から元の祭神は大水口宿禰であるという説が多い。
・祭神不詳、大水口宿禰か 『大和国神社神名帳』
・大水口宿禰 『神社覈録』『特選神名牒』『風俗調』
・いま天王と称す 『神名帳考證』
・水戸神(水分神) 『神祇宝典』
大水口宿禰は穂積氏の祖とされる。『日本書紀』には倭迹速神淺茅原目妙姫と伊勢麻績君ともに三人が同じ夢を見て、大田々根子を大物主を祀る神主に、市磯長尾市を倭大国魂神を祀る神主にするよう崇神天皇に奏上した。
交通機関・駐車・駐輪情報・到着難易度・参拝時間・御朱印
最寄り駅はJR桜井線巻向駅で北東に直線約1km。
参拝者駐車場=あり 駐車=バイク〇、自動車〇。
徒歩、バイク、自動車で容易に到着できる。
参拝は短時間で終えられる。
境内に社務所はなく、御朱印はないと思われる。