所在地: | 大分県宇佐市辛島1 [地図] | |
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御祭神: | 応神天皇・仲哀天皇・神功皇后・仁徳天皇 | |
公式頁: | ||
社格等: | 宇佐神宮行幸会八社の一社 |
泉神社
いずみじんじゃ
参拝日:2012年5月14日
郡瀬神社から国道10号線を西進、1km弱の距離、「辛島」交差点の北東すぐに泉神社がある。辛島が地名として残っていて、その場所にいることだけでうれしくなってくる。13:15頃の到着。
大分県宇佐市辛島に鎮座。宇佐神宮行幸会八社の一社。酒井社とも称せられた。境内説明板には辛島泉神社、酒井泉神社ともある。
辛島氏の伝承によると、大化4年(648)酒井勝志米が禰宜兼泉社社司に任じ、同年に酒井泉社を創建したという。
辛島氏は鍛冶技術を持っていた氏族であるらしい。ということで鍛冶には水が必要で、泉社は宇佐国の最初の鍛冶場であったとの説がある。
境内入口の鳥居
辛島交差点から北に入れば境内。入口は細い道を入ったところにある。扁額には「泉神社」。拝殿
唐向拝付きの入母屋造。拝殿の社号扁額
「正六位藤原朝臣高政書」とある。乙咩神社の扁額にも同じ名があった。調べてみたが、どういう人物なのかはわからなかった。幣帛殿、本殿
北辰社
社殿の左側に鎮座。辛島氏の守護神。北辰社は宇佐神宮にも祀られている(二之御殿(比売大神)の末社)。一説には宇佐神宮現社地の地主神であるともいう。
宝池
境内の西側にある宝池。説明板によると天平宝字3年(763)、当社に湧いていた霊泉で酒を作って八幡神に献じ、その残滴を地に注ぐと、泉が湧き出たという。平成に入って下水道工事によって水脈が絶たれるまでは、灌漑用水として利用されるほどの水量があったらしい。境内社
拝殿の左側にある。詳細不明。
鐘楼基壇跡
隠れキリシタン灯籠
交通機関・駐車・駐輪情報・到着難易度・参拝時間・御朱印
最寄り駅はJR日豊本線柳ヶ浦駅、直線距離で約4.5km。宇佐駅からバスが出ているので、そちらを調べるほうを推奨。参拝者駐車場=なかったと思う。 駐車=バイク△、自動車×。
バイク、自動車は容易に到着できる。
参拝は約5分程度。
境内に社務所はなかったと思う。御朱印は要確認。
[作成日]2019年10月24日
[更新日]2019年10月24日
[更新日]2019年10月24日
[参考]
・境内由緒書 ・八幡信仰史の研究