所在地: | 香川県高松市宮脇町1-30-3 [地図] |
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御祭神: | 足仲彦命(仲哀天皇) 誉田別命(応神天皇) 息長帯姫命(神功皇后) |
公式頁: | http://www.iwaseo.com |
社格等: | 明治5年県社 さぬき十五社の一社 |
石清尾八幡神社
いわせおはちまんじんじゃ
参拝日:2016年1月7日
参拝は二度目、1年ほど前の初回はカメラを持参していなかったので再度の訪問、境外三社は初参拝、御朱印も今回頂戴した。
高松市街地西部、石清尾山の東山麓、高松市宮脇町に鎮座。高松の総鎮守、高松の氏神として初詣、お祭りには多くの人でにぎわう、市民に親しまれている神社。
社伝によれば、創祠は延喜18年(918)、八幡大神が赤塔山(現在の石清尾山)に現れ、民衆がこれを祀ったもの。また当時の国司が石清水八幡宮から勧請し祀ったともいう。
石清尾の社名の由来は、社殿があった赤塔山が亀ノ尾山の山裾にあたり、石清水と亀ノ尾をあわせて「石清尾」になったと言われている。
南北朝時代、貞治年間(1362-1368)には讃岐国の守護、細川頼之が当社にて戦勝祈願し、成就に際して社殿の整備、武具の奉納があった。
生駒親正が天正15年(1587)讃岐国に封じられると、政庁として高松城築城とその城下の整備を始め、完成すると高松鎮護の社として当社を崇敬した。
江戸時代の高松藩松平氏も当社への崇敬深く、歴代の藩主は毎年の参拝を通例とした。
国府からは鬼門、高松城からは裏鬼門の位置に当たり、そういう点も当社の創建や発展に影響したのかも。
明治5年に県社。
国道11号線とJR高徳線高架が交差する地点から北へ約300mの旅籠町交差点から西へ延びる道が八幡通り、石清尾八幡神社への参道である。旅籠町交差点から境内入口まで約1km。
旅籠町交差点から約700mの亀岡町に御旅所、そこから境内までに鳥居、隋神門。境内に入ると左側に香川県神社庁舎、境内は石畳参道になり、先に階段、下拝殿まで見通せる。
下拝殿の背後、一段高い地に上拝殿、その背後に本殿。鳥居、隋神門、下拝殿、上拝殿、本殿と一直線すべて東面している。
境内社は下拝殿の北側に4社、本殿の北側に2社。
境外社は境内から北西の位置に2社と英明高校の西側に1社。
参道の鳥居
八幡通りの西の突き当たりが境内入口。左手に駐車場がある。
社号標と神橋と随神門
神橋を渡ると随神門。社号標には石清尾八幡神社。香川県神社庁ホームページもこちらの社名なので、正式名称のようである。
随神門
随神門内部
八幡宮の扁額が掲げられている。
境内参道
随神門から拝殿への参道。左の建物が香川県神社庁舎。
拝殿への階段
社殿全景
手前から下拝殿、上拝殿、本殿。
下拝殿
上拝殿
下拝殿の右脇から撮影。
本殿
境内社の神明社の場所からかろうじて撮影。三間社流造りだと思う。
境内社は本殿の北側に二宇、本殿に近い方から神明神社、若宮神社。
下拝殿の北側に四宇、下拝殿に近い方から、高良神社、御先神社、廣瀬龍田神社、北口霊神社。
下拝殿の北側に四宇、下拝殿に近い方から、高良神社、御先神社、廣瀬龍田神社、北口霊神社。
神明神社
祭神:天照大神
底筒男命、中筒男命、表筒男命、藤原鎌足を合祀。
若宮神社
祭神:仁徳天皇
下拝殿の北側四社
鳥居は御先神社の扁額がある。
高良神社
祭神:建内宿禰
御先神社
祭神:天之宇受賣命
猿田彦命を合祀。
廣瀬龍田神社
祭神:若宇賀能賣命、級津彦命、級津比咩命
少彦名命、大年命を合祀。
北口霊神社
友安刑部霊
友安治部霊を合祀。友安氏は当社神職の先祖?。
絵馬殿
北西に隣接する境外、本社から約200mの位置に所管する末社が二社ある。その他にもいくつか少祠がある。
蜂穴神社境内入口
右へ蜂穴神社、左へ髪授神祠。
参道の少祠
白龍大神を祀る。
参道の鳥居
蜂穴神社社殿
境外末社。祭神大山祇命。
お亀大明神
蜂穴神社社殿の脇にある。亀ノ尾山に由来か?
髪授神祠
境外末社。飽昨能宇斯神(アキグヒノウシ)を祀る。体毛の発育に霊験あらたかという。
理容業の祖、北大路采女亮藤原政之を合祀する。
境外の本社東約700mの位置に所管する末社道祖神社。八幡通りに御旅所がある。
道祖神社境内入口
境外末社。昭和20年7月の空襲により焼失、平成8年に再建。
拝殿
寛文6年(1666)松平頼重によって創祀。参勤交代の道中の守護神。
本殿
ということで、祭神は猿田彦命。アート作品のような本殿。
御旅所入口
日常は駐車場として利用されている。
御旅所
交通機関・駐車・駐輪情報・到着難易度・参拝時間・御朱印
JR栗林公園北口駅から北西方向、直線距離で約600m、徒歩約10分。参拝者駐車場=あり。
駐車=バイク〇、自動車〇。
徒歩、バイク、自動車とも容易に到着できる。
参拝は境内巡回、境外社への移動時間を含めて約1時間(自転車移動)。
御朱印は常時受け付けている。
[参考]
・神社境内由緒
・神社リーフレット
・神社ホームページ
[作成日]2016年4月17日
[更新日]2016年4月17日
[更新日]2016年4月17日