所在地: | 奈良県桜井市太田205 [地図] |
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御祭神: | 天照大神 |
公式頁: | |
社格等: |
貞観元年(859)2月朔日 他田天照御魂神 従五位上 三代実録 |
延喜式内社 大和國城上郡 他田坐天照御魂神社 大 月次相嘗新嘗 村社 |
天照御魂神社
あまてるみたまじんじゃ
参拝日:2011年5月25日
奈良県桜井市太田に鎮座。他田坐天照御魂神社の論社のひとつ。最寄り駅のJR桜井線巻向駅の西側の住宅地の中、細い路地の先が境内。
他田坐天照御魂神社は三代実録の貞観元年(859)2月他田天照御魂神に従五位上奉授の記事があり、延喜式では大社で月次相嘗新嘗の幣帛に預かっていた。
いまの祭神は天照大神。神社明細帳には天照御魂神。だが他説の多い神社であるようだ。
・天照大神之荒魂 『神祇宝典』
・天日神命 『神社覈録』
・天照国照彦火明命・志貴連祖饒速日命 度会延経『神名帳考證』
・天火明命 『特選神名牒』
・天照御魂神 『大和國神名帳』
・天照大神とも天照御魂神とも 『磯城郡誌』
他田坐天照御魂神社は延喜式以降の消息は不明になっていたが、江戸時代中期に『大和誌』が太田村にある春日社が他田坐天照御魂神社と記して以降、比定の根拠となっている。
太田村の地を比定したのは、太田庄内の字カサンジョが日(カ)下(サガリ)からの転訛、太田庄西側の大字草川は日下の転訛だとし、他田の日祀部が置かれた場所であるから。
また他田の日祀部が置かれた場所ということで、本来の祭神は天火明命とも言われている。
社頭
駅近くの道から路地のような細い道を抜けると、社域をドーム状に樹木が生い茂っている。社号標
鳥居はなく、社名を刻んだ岩拝殿
画像を整理したら本殿が無かった。見通せなかったのか、忘れていたのか。交通機関・駐車・駐輪情報・到着難易度・参拝時間・御朱印
JR桜井線巻向駅西すぐ。参拝者駐車場=なし 駐車=バイク×、自動車×。
徒歩、バイク、自動車で容易に到着できる。
参拝は短時間。
御朱印は未確認。ないと思われる。
[作成日]2019年12月15日
[更新日]2019年12月15日
[更新日]2019年12月15日
[参考]
・式内社調査報告 ・古代諸国神社神階制の研究