八百万のかみのやしろ巡り(仮)
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松尾神社

まつおじんじゃ

参拝日:2011年7月10日

松尾神社
所在地: 京都府亀岡市旭町今峠4 [地図]
御祭神: 大山咋命・市杵島姫命
公式頁:
社格等: 延喜式内社 丹波國桑田郡 松尾神社
明治6年村社

 
 2011年7月10日午後の参拝で、出雲大神宮からの巡拝。JR山陰本線千代川駅から東へ約3.6kmほどの京都府亀岡市旭町に鎮座。出雲大神宮と同じく南北に長い亀岡盆地の東側の山際にあり、もう少し北へ行くと旧八木町域。三郎ヶ岳の西麓にあり、少し南には上池、中池、下池というため池がある。松尾神社御旅所の左側の農道を行くと、松尾神社の社頭にたどり着く。手前には鉄柵が設けられているが、これは動物侵入よけの為で参拝者は自由に開けてもよい。
 周囲の住宅とは少し離れた場所にあり、人の往来もあまりないだろうと思われる。ひっそりと佇んでいる社。

 社伝によると、秦河勝が聖徳太子の命により佳所である当地に祀ったことに始まるといい、そうすると7世紀前半から中頃の創祀。またあるいは和銅年間(708-715)の創祀ともいう。

 延喜式神名帳記載の丹波國桑田郡松尾神社の論社の一社。
 当社をあてているのは『特選神名蝶』『亀岡市史』『式内社調査報告』。
 『神社覈録』や度会延経『神名帳考証』は亀岡市保津町の請田神社をあてている。

 古くは近村も含めた氏神として境内にも多くの建物があったと伝えるが、天正年間(1573-1592)明智光秀の丹波攻略戦の際に焼失、本殿だけは難をのがれたという。本殿は一間社流造檜皮葺で明応7年(1498)頃に建てられたものらしい。

 境内社が本殿の両側に二宇ずつと、拝殿の左側に三宇ある。

境内入口の鳥居
社号標は「延喜式内松尾神社」と刻まれている。
 
階段参道と神門
神門までは少し長めの階段が続く。鳥居から神門までの参道は約200m。
拝殿
 
中門と本殿(覆屋)
本殿左側の境内社
右が大己貴神社、蛭子神社の合殿社、左が天満宮社。
 
本殿右側の境内社
右が天照大神神社、素戔嗚神社の合殿社、左が八幡神社。
拝殿左側の境内社鳥居
 
拝殿左側の境内社
右から水神社、高房神社の合殿社、今宮神社、稲荷神社。
交通機関・駐車・駐輪情報・到着難易度・参拝時間・御朱印
JR山陰本線八木駅から西へ約3.6km。亀岡駅からバスがある。
参拝者駐車場=あり、駐車=バイク〇自動車〇。
八木駅から徒歩約45分。
参拝は10分程度。
境内に社務所はなく、御朱印は要事前確認。
[作成日]2020年01月04日
[更新日]2020年01月04日
[参考]  ・式内社調査報告 ・神社覈録 ・境内由緒書
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