所在地: | 京都府亀岡市本梅町井手西山6 [地図] |
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御祭神: | 大己貴命 |
公式頁: | |
社格等: | 延喜式内社 丹波國桑田郡 出雲神社 名神大 明治6年村社 |
出雲神社
いずもじんじゃ
参拝日:2011年7月10日
東別院町湯谷の玉依神社、西別院町柚原の多吉神社からの巡拝。多吉神社から国道423号線を一旦南下し、すぐに右折して府道732号線に合流する道に入る。732号で一旦能勢町に入り、国道477号線を北上、府道731号線が交差する地点に本梅小学校があり、小学校の西側に回り込む道を進むと境内がある。
創建年代は不詳。
境内由緒書によれば、往古より大岩の傍に出雲大明神と称する祠があり、早田太夫と云う者が承正年中まで奉祀してたという。天正年間に社殿を造営したが、戦国時代の戦火によって社殿や古記録は焼失したという。
この内容について境内由緒書は、承正という年号が無いこと、承正を承久とした場合においても太夫は室町時代以降に使用されるものとして、正確とは言い難いとしている。天正年間の社殿の造営については確かであろうとし、それまでは社殿は無かったのではないかとしている。
江戸時代には出雲大明神と呼ばれ、明治3年出雲神社に改称、明治6年に村社となった。現在の社殿は昭和4年に改築されたもの。
延喜式に記載の丹波國桑田郡出雲神社の論社とされるが、当社は主張していない。亀岡市千歳町出雲の出雲大神宮が式内出雲神社でほぼ間違いないと思う。
鳥居脇に巨石があり、当社の祭祀の原点とされる。鳥居から拝殿、本殿と続き、すべて南面している。境内社として稲荷社が拝殿の右側にある。
境内入口の鳥居
扁額には「出雲神社」拝殿
京都府南部に多い舞殿型。神門
神門と本殿
本殿
流造。稲荷社
拝殿の右側にある。巨石
巨石と境内社
巨石と相対するように少祠がある。常に見守っているように、とのことなのかな。交通機関・駐車・駐輪情報・到着難易度・参拝時間・御朱印
JR山陰本線亀岡駅から西へ約9km。亀岡市のコミュニティバスがある。参拝者駐車場=駐車スペースがあったと思う、駐車=バイク△自動車△。
徒歩だけでは難しい、バイク、自動車で容易に到着できる。
参拝は約10分程度。
境内に社務所がなく、要事前確認。
[作成日]2019年12月30日
[更新日]2019年12月30日
[更新日]2019年12月30日
[参考]
・式内社調査報告 ・境内由緒書