八百万のかみのやしろ巡り(仮)
交通機関 | 宿泊施設 | 文  献
参拝記録→北海道・東北 | 関東 | 甲信越・北陸 | 東海 | 近畿 | 中国 | 四国 | 九州
延喜式内社→宮中京中 | 畿内 | 東海道 | 東山道 | 北陸道 | 山陰道 | 山陽道 | 南海道 | 西海道
国史現在社→宮中京中 | 畿内 | 東海道 | 東山道 | 北陸道 | 山陰道 | 山陽道 | 南海道 | 西海道
御朱印収集→北海道・東北 | 関東 | 甲信越・北陸 | 東海 | 近畿 | 中国 | 四国 | 九州
一の宮巡り→畿内 | 東海道 | 東山道 | 北陸道 | 山陰道 | 山陽道 | 南海道 | 西海道

荒城神社

あらきじんじゃ

参拝日:2011年11月7日

荒城神社
所在地: 岐阜県高山市国府町宮地1464-1 [地図]
御祭神: 大荒木之命・国之水分命・弥都波能売神
公式頁:
社格等: 貞観9年(867)10月5日 荒城神 従五位上 三代実録
延喜式内社 飛騨國荒城郡 荒城神社
明治5年郷社
大正15年県社
 
 2011年11月7日の参拝。富山県での所用のため出かけることになり、飛騨国の式内社を巡ろうと計画、水無神社荏名神社荒神社槻本神社阿多由太神社からの巡拝。阿多由太神社から県道473号線を東へ向かう。14:40頃の到着。

 岐阜県高山市国府町宮地に鎮座。宮川支流荒城川の流れる谷筋の奥まった平坦地にあり、境内の南側に荒城川が流れている。

 延喜式神名帳に記載のある飛騨國荒城郡荒城神社の比定社。国史にも三代実録に貞観9年(867)荒城神に従五位上奉授の記事がある。
 飛騨国の式内社八社は近世には槻本神社以外は不明となっていて、19世紀以降、地元の国学者らの論考によって式内社を比定している。当社は他に論社もなく、社地の移動もないという。

 当社は江戸時代(元禄~)は「河伯大明神」と称していた記録がある。享保年間の高山代官長谷川忠崇が著した『飛州志』に「荒城神社を今は荒城宮河伯大明神と称すとあり」とあって式内荒城神社と比定している。
 
 祭神は当地域の開拓神とされる大荒木之神と水神が祀られている。『特選神名蝶』には天之水分神・國之水分神。江戸時代には拝殿に観音菩薩を安置し、子安観音として参詣していたともいう。水分神が読みの転意から子授け・安産の神となるのはよくあることで、古くから水神を祀った社、あるいは河泊とは中国の「黄河の神」らしく、荒城川そのものを神体として祀っていたのかもしれない。

境内入口の鳥居
 
社殿前の鳥居
拝殿
 
拝殿
本殿
シートが掛けられていた。
 
境内社
忠魂社鳥居
 
忠魂社
交通機関・駐車・駐輪情報・到着難易度・参拝時間・御朱印
最寄り駅はJR高山本線飛騨国府駅から東へ直線距離約4km。
参拝者駐車場=なかったと思う、鳥居前に若干のスぺース 駐車=バイク△、自動車△。
徒歩は最寄駅から少し遠い、バイク、自動車は容易に到着できる。
参拝は約10分程度。
境内に社務所はなかったと思う。御朱印は要事前確認。
[作成日]2019年12月07日
[更新日]2019年12月07日
[参考]  ・式内社調査報告 ・岐阜県神社庁ホームページ
©2018- 2024 日仮名湯栗(Higana Yukuri) All Rights Reserved. 当サイトの画像、テキストの無断転載を禁止します。