所在地: | 岐阜県飛騨市古川町太江字神垣内2669 [地図] |
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御祭神: | 高魂神、(相殿)白山比咩命・建御名方命・賀茂別雷命・天津彦根命 |
公式頁: | |
社格等: | 貞観9年(867)10月5日 高田神 従五位上 三代実録 |
延喜式内社 飛騨國荒城郡 高田神社 明治5年郷社 |
高田神社
たかたじんじゃ
参拝日:2011年11月7日
岐阜県飛騨市古川町太江に鎮座。古川町から神岡町に向かう、旧国道41号線沿いに鳥居が建っている。宮川に沿って広がる古川町市街地からそろそろと峠越えの登りが始まる地。一の鳥居からは車も通れる参道の先に玉垣に囲まれた境内。
延喜式神名帳に記載のある飛騨國荒城郡高田神社の論社。式内高田神社は国史にも三代実録に貞観9年(867)高田神に従五位上奉授の記事がある。
飛騨国の式内社八社は近世には槻本神社以外は不明となっていて、19世紀以降、地元の国学者らの論考によって式内社を比定している。
当社は江戸時代は「白山権現宮」と称していたのを、文化年中、式内社の調査をした京都吉田家によって式内高田神社に比定され、境内に高田神社の社号石を建てたという。
創祠年代は不明、周囲には縄文時代中期の祭祀遺構の発見があり、また古墳時代の祭祀土器も多く出土していることから、神代に遡るとされる。
中世、飛騨国司姉小路氏は当神社を崇敬、当神社境内に隣接して城館を建て、飛騨国統治の拠点とした。
参道入口の一の鳥居
県道75号線沿いなのですぐにわかる。境内入口の二の鳥居
石垣上の玉垣に囲まれた境内入口。駐車スペースもこの付近にある。二の鳥居と参道
両側が畑で農道を歩いている感じ。境内参道と拝殿
拝殿
シートが掛けられていた。本殿(覆屋)
境内社
雉の碑
祭神の高魂命の使いだという。姉小路氏顕彰碑
姉小路氏(飛騨国司家)の本拠地であった。交通機関・駐車・駐輪情報・到着難易度・参拝時間・御朱印
最寄り駅はJR高山本線杉崎駅、北東へ直線距離約800m。徒歩約15分参拝者駐車場=なかったと思う、鳥居前に若干のスぺース 駐車=バイク△、自動車△。
徒歩は最寄駅から少し遠い、バイク、自動車は容易に到着できる。
参拝は約5分程度。
境内に社務所はなかったと思う。御朱印は要事前確認。
[作成日]2019年12月07日
[更新日]2019年12月07日
[更新日]2019年12月07日
[参考]
・式内社調査報告 ・岐阜県神社庁ホームページ