所在地: | 新潟県新潟市中央区沼垂東1-1-17 [地図] | |
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御祭神: | 菊理媛大神・天照皇大神 |
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公式頁: | ||
社格等: |
延喜式内社 越後國沼垂郡 美久理神社 明治5年郷社 |
白山神社
はくさんじんじゃ
参拝日:2016年8月4日
新潟県新潟市中央区沼垂東に鎮座。JR信越本線新潟駅から北西へ直線約1km。境内は国道7号線栗ノ木バイパスに沿って立地しているが、境内入口は東側の県道5号線沿いにある。境内前の交差点名は沼垂白山。
創建年代は不詳。
大化3年(647)に蝦夷に備えて築かれたとされる渟足柵は沼垂郡沼垂郷にあったと考えられているが、沼垂の地は信濃、阿賀野両河川の河道の変化やなどによって少なくとも4度変遷しているらしい。
ということで現在の沼垂の地に渟足柵があったとはならず、有力地としては新潟市東区の王瀬地区があげられている。そして沼垂の白山神社は元は王瀬山にあって美久理神社といい、白山妙理権現と称した。現地に鎮座したのは貞享元年(1684)という。
その美久理神社は延喜式神名帳の越後國沼垂郡の一座で、当社は美久理神社の論社のひとつ。沼垂白山神社を美久理神社とするものに、『神名帳考證(出口延経)』『神祇志料』『日本地理志料』『大日本史神祇志』『大日本地名辞書』『越後式内神社案内』『越後野志』などである。
『特選神名蝶』は現在美久理神社の社名を持つ神社のないことから、一応沼垂白山神社を美久理神社にあてるものの、他の論社も含めていずれとも決めがたいとしている。
県道5号線沿いに境内入口の社号標と鳥居、参道を進むと拝殿。境内入口の鳥居から社殿まですべて東向き。
境内社は参道の左側に二宇、皇太子神社と5社合殿の社がある。
境内入口
社号標には「郷社白山神社」とある。参道の一つ目の鳥居
こちらは石造。参道の2つ目の鳥居
こちらは木製の両部鳥居。鳥居の扁額に「式内社」とあり、当社も式内社を主張している。拝殿(工事中)
入母屋造に千鳥破風、唐向拝がつく。本殿(工事中)
瓦葺の流造。社殿(工事中)
後方から。立派な社殿に仕上がるんだろうなと思うとまたここに来たくなった。
境内社は参道の左側に二宇、皇太子神社と5社合殿の社がある。また庚申塔がある。
皇太子神社
工事中のため主祭神はここに仮鎮座されていた。5社合殿の社
菅原大神、古峯大神、大山祇大神、秋葉大神、粟島大神庚申塔
5社合殿の社の脇にある。交通機関・駐車・駐輪情報・到着難易度・参拝時間・御朱印
最寄り駅はJR信越本線新潟駅から北東へ直線で1km、徒歩約20分参拝者駐車場=工事中だったため未確認。
参拝時間は境内社を含めて約8分ほど。
御朱印は早朝&工事中だったため未確認。事前の問い合わせが必要と思われる。
[作成日]2019年1月26日
[更新日]2019年1月26日
[更新日]2019年1月26日
[参考]
・式内社調査報告 ・越佐の神社