八百万のかみのやしろ巡り(仮)
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長瀬神社

ながせじんじゃ

参拝日:2016年8月18日

所在地: 新潟県加茂市八幡1-8-20 [地図]
御祭神: 瀬織津姫命・言代主命・気長足姫命・誉田別命・玉依姫命
公式頁:
社格等:
延喜式内社 越後國蒲原郡 長瀬神社
明治5年村社
昭和16年郷社

 
 2016年8月18日の参拝、越後国一宮、弥彦神社からの巡拝。
 弥彦神社の境外末社、湯神社の参拝を終え、弥彦駅に到着すると発車まで30分ほどあったのだが、既に東三条駅行きの列車は入線していた。車内はエアコンがしっかり効いていたのでとても助かったのを覚えている。列車は東三条駅行きだったが、吉田駅で40分ほど発車待ち、東三条駅到着後は信越本線で加茂駅へ。

 加茂駅では駅構内で受付しているレンタサイクルを調達、駅前通りの食堂で腹ごしらえした後、当社へ向かった。
 加茂市街は加茂川の両岸に広がっていて、左岸に公共施設や商業施設が多くあり、右岸は住宅地が中心となっているようだ。とても落ち着いた街並みで「越後の小京都」とも称されるそう。そこを自転車で走れることにうれしさを感じる。
 長瀬神社へは加茂川右岸の道を進み、平地が狭まり、両岸に山並みが迫ってくるあたりに鳥居が建っている。14:00頃に到着。

 加茂市八幡に鎮座している。閲覧した資料の多くは加茂市上条となっており、市で町名地番整理があったのかも。

 創建年代は不詳。社伝では1400年前欽明天皇の勅命により、上条、狭口両村の産土神として祀られたという。
 延喜式神名帳に記載のある越後國蒲原郡長瀬神社の論社の一社。同名の論社が加茂川上流の宮寄上地区に鎮座しているが、こちらはちょっと遠かったため行くことを断念。
 社地の周りに加茂川が流れ、この川瀬によって長瀬の社号がつけられたという。

 長治2年(1105)源頼義の次男加茂次郎源美濃守義綱が石清水八幡宮を勧請、気長足姫命・誉田別命・玉依姫命を合祀したと伝わっている。江戸時代には八幡宮と呼ばれていた。いつ長瀬神社に復号したのかはよくわからない。
 明治5年に村社、昭和16年に郷社に列せられる。

北側の境内入口の鳥居
鳥居扁額には「長瀬神社」とある。こちらは集落側からの参道。
 
南側の境内入口の鳥居
駅から加茂川右岸を通ってくるとこちらにたどりつく。
南側参道の社号標
「式内長瀬神社」とある。
 
南側参道
本社社殿に正対するのはこちら。
北側参道
 
拝殿
拝殿
 
本殿
拝殿との間に中門、透塀の中に本殿。見通せないが、唐向拝がついている。
境内社は境内にまんべんなく鎮座している。以下参拝した順番に掲載。
稲荷社鳥居
 
稲荷社
 
諏訪社拝殿
諏訪社本殿
 
住吉社拝殿
 
住吉社本殿
伊勢社
 
三社合殿社
松尾社・琴平社・天満社の合殿
 
舞殿
小石祠群
『式内社調査報告』に大山祇神社二社、古峯神社、弥彦神社が石祠との記載がある。
 
小石祠群
交通機関・駐車・駐輪情報・到着難易度・参拝時間・御朱印
JR信越本線加茂駅から直線距離約2km、加茂駅にレンタサイクルがあるので便利。式内社巡りなら途中に青海神社もあるので、街を散策しながらゆっくり歩いて巡るのもよい。
参拝者駐車場=なし 駐車=バイク×自動車×。
最寄り駅から徒歩圏内。
境内社も多いので参拝時間は約20分ほど。
境内に社務所はなかったと思う。御朱印は要問合せと思われる。
[作成日]2019年9月21日
[更新日]2019年9月21日
[参考]  ・式内社調査報告 ・越佐の神社
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