所在地: | 神奈川県横浜市都筑区茅ヶ崎中央57 [地図] | |
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御祭神: | 天照大神 | |
公式頁: | ||
社格等: |
承和5年(838)2月22日 嘉祥元年(848)5月22日 |
枌山神社 預之官幣 続日本後紀 枌山名神 従五位下 続日本後紀 |
延喜式内社 武蔵國都筑郡 杉山神社 明治6年 村社 |
杉山神社
すぎやまじんじゃ
参拝日:2017年3月21日
新羽の杉山神社の参拝後、横浜市営地下鉄ブルーライン新羽駅からセンター南駅へ。このあたりは都筑区の中心で、都筑区役所や大型のショッピングモールや大手チェーンの店舗が立ち並ぶ。センター南駅の西側には木々が生い茂る小高い丘があり、都筑中央公園となっている。式内杉山神社の論社は小高い丘の上に鎮座している例が多いが、ここもそのひとつ。その丘の東麓に境内への階段参道がある。11:20に到着。
神奈川県横浜市都筑区茅ヶ崎中央に鎮座、横浜市営地下鉄ブルーライン、グリーンラインのセンター南駅から北西へ直線約350m。
続日本後紀に官社の指定や神階奉授の記事がある「枌山神社」「枌山名神」の論社、延喜式内社都筑郡杉山神社の論社で、『武蔵演路』『新編武蔵風土記稿』が当社を採っている。また杉山神社は武蔵国総社六所宮(大國魂神社)の六宮として勧請されており、いまは横浜市緑区西八朔町の杉山神社がそれにあてられている。
多くの杉山神社が由緒不詳なのに対し、当社には社伝が残っているという。それによると、
天武天皇の御宇、安房の忌部勝磨という者が神託によって武蔵国杉山の丘に神籬をたて高御産巣日神・天日鷲命・由布津主命を祀ったことに始まるとされる。忌部勝磨は由布津主命の孫にあたるという。しかしこの社伝や系図の信憑性を疑問視する説も多く、大國魂神社の猿渡盛章は『新撰総社伝記考証』の中で、天保4年に当社神主の一族から社伝を記した紙片を見せられたが疑問が多い・・との記述がある。
祭神は天照大神、社伝にある忌部氏祖神ではない。
地下鉄センター南駅の西側の都筑中央公園の東側が境内。南東向きの境内入口に鳥居。社殿までは階段参道で登る。登りきるとすぐに拝殿。鳥居から社殿まですべて南東を向いている。拝殿の左側に境内社の稲荷神社がある。
参道前の広場
社号標には「武蔵國茅ヶ崎 杉山神社」とある。鳥居
こちらの社号標には「村社 杉山神社」とある。階段参道と二の鳥居
社殿のある境内の参道
石畳の境内参道。拝殿
入母屋造りの拝殿。本殿
社殿の左側に境内社の稲荷神社がある。
稲荷神社
御神木舊地
交通機関・駐車・駐輪情報・到着難易度・参拝時間・御朱印
横浜市営地下鉄ブルーライン、グリーンラインセンター南駅から徒歩約5分。参拝者駐車場=なかったと思う。駐車=バイク〇自動車×。
横浜市営地下鉄線の駅から近くわかりやすい。
参拝時間は約5分ほど。 御朱印は授与所に在宅なら受け付けていると思われる。
[作成日]2018年1月27日
[更新日]2018年1月27日
[更新日]2018年1月27日
[参考]
・神奈川県神社庁ホームページ