八百万のかみのやしろ巡り(仮)
交通機関 | 宿泊施設 | 文  献
参拝記録→北海道・東北 | 関東 | 甲信越・北陸 | 東海 | 近畿 | 中国 | 四国 | 九州
延喜式内社→宮中京中 | 畿内 | 東海道 | 東山道 | 北陸道 | 山陰道 | 山陽道 | 南海道 | 西海道
国史現在社→宮中京中 | 畿内 | 東海道 | 東山道 | 北陸道 | 山陰道 | 山陽道 | 南海道 | 西海道
御朱印収集→北海道・東北 | 関東 | 甲信越・北陸 | 東海 | 近畿 | 中国 | 四国 | 九州
一の宮巡り→畿内 | 東海道 | 東山道 | 北陸道 | 山陰道 | 山陽道 | 南海道 | 西海道

稲荷鬼王神社

いなりきおうじんじゃ

参拝日:2017年4月14日

稲荷鬼王神社
所在地: 東京都新宿区歌舞伎町2-17-5 [地図]
御祭神: 宇賀能御魂命・鬼王権現(月夜見命・大物生命・天手力男命)
公式頁:
社格等:

 
 2017年4月14日早朝の参拝。
 ひとつ前に参拝した水稲荷神社を出たのが6:40頃。西の明治通り馬場口交差点を南へ進み、東新宿駅の交差点を少し西に行くと鬼王神社前という交差点がある。そこを少し南に行くと境内の入口。7:00少し前に到着。

 東京都新宿区歌舞伎町に鎮座。西武新宿駅から東へ直線で約500m、新宿区役所の北約500mのあたり。もう少し南へ行けばいわずと知れた大歓楽街が広がる。訪れたのは朝の7:00頃、仕事終わりの人や朝まで飲んでいた人たちが行きかう繁華街の朝。聞こえてくる会話には艶めいたものもある。神社巡りをしていて味わったことのない貴重なひととき。

 稲荷鬼王神社は稲荷神社と鬼王神社が合祀されて出来た社号。それぞれ創建は別の時期。
 稲荷神社は大久保村の聖地であったこの地に、承応2年(1653)にこの地の氏神として創建された。
 鬼王神社は当地の住人の田中清右衛門が旅先(熊野詣?)での病気平癒を感謝し、紀州熊野より鬼王権現を勧請し祀ったのが創建、宝暦2年(1752)のこと。
 そして天保2年(1831)に合祀され、以降稲荷鬼王神社となった。紀州熊野の鬼王権現は現存していないので、「全国一社福授け」の御名があるという。

 当社には湿疹腫物の治癒祈願として、豆腐を奉納し治るまでは豆腐を食することを断ち、当社授与品である「撫で守り」で患部をさすれば平癒するといわれる。このため明治前半期までは、この奉納する豆腐のみで生計を立てる豆腐屋があった。
 節分には鬼王様の名にちなみ、「福は内、鬼は内」と唱えている。

 一説にこの地は平将門に由縁のあった土地であるといわれていて、将門の幼名は鬼王丸である。

 境内社に三島神社、富士塚がありその上に浅間神社がある。
境内入口
ビルの谷間の境内。右側の一文字ずつの提灯がおもしろい。
 
参道の鳥居
右側に社号標。
参道
参拝者と相対する向きの狛犬がめずらしい。そして少したくましい感じもする。
 
拝殿
今日2か所目の早朝の参拝、感謝。
横から拝殿
コンクリート造の拝殿。
 
本殿
コンクリートの流造。
三島神社入口
参道の左側にある。 提灯、鳥居の社号扁額には恵比寿神社とある。
 
三島神社
祭神は事代主命。新宿山の手七福神のひとつ。
浅間神社と富士塚

富士塚の上に浅間神社。富士塚の石は富士山をはじめ、全国の霊峰から集められている。富士塚は戦災や経年変化などによって縮小移動を経ていて、いまは裏参道を挟んで二つに分かれた形。中画像の「亀岩」が1~4合目、浅間神社のあるほうが5~頂上までとなっている。
交通機関・駐車・駐輪情報・到着難易度・参拝時間
都営大江戸線東新宿駅が最寄り徒歩約2分、西武新宿駅北口から徒歩約7分
参拝者駐車場=なし
駐車=バイク×、自動車×。
駅から近い。容易に到着できる。
参拝は境内社を含めて5分程度。
[作成日]2018年3月4日
[更新日]2018年3月4日
[参考]  ・境内由緒書
©2018- 2024 日仮名湯栗(Higana Yukuri) All Rights Reserved. 当サイトの画像、テキストの無断転載を禁止します。