所在地: | 埼玉県さいたま市北区宮原町4-8-1 [地図] |
---|---|
御祭神: | 別雷命 (合祀)倉稲魂命・伊弉諾命・伊弉冉命・菅原道真 |
公式頁: | |
社格等: |
延喜式内社 武蔵國足立郡 足立神社 明治6年 村社 |
加茂神社
かもじんじゃ
参拝日:2017年4月17日
宮原駅東口を東へ進むと県道164号線の旧中山道、それを北上すると加茂神社の社号標と境内入口。宮原駅から北へ約500m。足立神社旧社地の小島家屋敷跡の約1時間後の13時すぎに到着。
埼玉県さいたま市北区宮原町に鎮座。当社は武蔵國足立郡足立神社の論社とされ、その根拠は氷川神社に近く、当所がかつて足立村と称したことによっている。
ちなみに延喜式神名帳に記載のある武蔵國足立郡足立神社は以下の論社がある。
1.さいたま市西区植田谷本の足立神社(現在は飯田の足立神社に合祀) 『新編武蔵風土記稿』『大日本地名辞書』
2.さいたま市西区水判土の足立神社(現在は飯田の足立神社に合祀) 『特選神名牒』『武蔵の古社』
3.さいたま市北区宮原町の加茂神社 『日本地理志料』
4.鴻巣市笠原の久伊豆神社 『神名帳考證(出口延経)』『神名帳考證(伴信友)』
これらのうち植田谷本の足立神社と水判土の足立神社が有力な論社とされているが、この二社ともに飯田の足立神社に合祀されている。
当社については、かつてこのあたりは湖沼の底であったらしく、有力論社にはなりえていない。
創建年代は不詳、京都の上賀茂神社を勧請して創建されたと伝わっている。
よって祭神は別雷命、当地賀茂宮村の鎮守として五穀の豊穣と萬物を生みなし育てる神として祈り崇められてきた。
県道164号線の旧中山道沿いに社号標、少し東へ入ったところに境内入口の鳥居、その脇に社号標。鳥居からの境内参道は県道と並行する。境内入口からまっすぐの参道は拝殿まで約50m。途中に明神両部の二の鳥居がある。境内はそこそこ広く、清潔感がある。一の鳥居、二の鳥居、社殿は若干東寄りで南面している。
境内東側の社務所の北側に境内社があり、これがおそらく三峯神社と思われる。
中山道から見る
入口の社号標には「加茂神社」とある。比較的新しい。境内入口の一の鳥居
参道は石張りで拝殿までまっすぐのびる。「村社加茂神社」とある社号標。鳥居手前の石灯籠に文政10年(1827)銘。参道の二の鳥居
こちらは朱塗りで若干小ぶり。境内参道
左側の石灯籠には宝暦3年(1753)銘。拝殿
シンプルな切妻造り。本殿
透塀の中に覆屋根が施されている。流造。境内社
境内掲示板に書かれた三峯神社と思われる。祭神は伊弉諾命・伊弉冉命。
以下は余談。。
当社参拝を終えたのは13:30頃。当社へ向かう途中から風が強くなり、道中砂埃が舞うほどになってきて、雨のにおいもしてきたので、この日は当社で打ち止め。大宮駅から荷物を預けていた飯田橋駅に戻り、東京駅から新幹線で帰った。新横浜駅あたりで雨も強く降るようになってきたので、この日前半を有効に回ることができた。ヨカッタ、々。
当社参拝を終えたのは13:30頃。当社へ向かう途中から風が強くなり、道中砂埃が舞うほどになってきて、雨のにおいもしてきたので、この日は当社で打ち止め。大宮駅から荷物を預けていた飯田橋駅に戻り、東京駅から新幹線で帰った。新横浜駅あたりで雨も強く降るようになってきたので、この日前半を有効に回ることができた。ヨカッタ、々。
交通機関・駐車・駐輪情報・到着難易度・参拝時間・御朱印
JR宮原駅が最寄駅、北へ徒歩約700mも約10分。参拝者駐車場=なかったと思う 駐車=バイク×自動車×。
徒歩、バイク、自動車に関わらず容易に到着できる。
参拝時間は自転車で約10分。
神職は社務所に常駐していないので、御朱印は別途問い合わせが必要。
[作成日]2018年8月14日
[更新日]2018年8月14日
[更新日]2018年8月14日
[参考]
・境内由緒書 ・式内社調査報告